インベスコ月次レポート

インベスコの月次レポート(約半年前)の評価
🔹【1】分配金の実績と基準価格の動き
1万口当たりの毎月分配金:150円
直近の基準価額:9,385円
前月末比:-49円(やや下落)
この基準価額で毎月150円の分配は 年利換算で約19.2%相当(150円 × 12ヶ月 ÷ 9385円) の分配利回りに相当します。かなり高いです。
ただし、この分配金のうち、タコ足(元本払戻)分が含まれているかどうかが重要です。
→ 前月末比がマイナスなので、その月は基準価額の値上がりによる利益では分配をカバーできなかった可能性があります。
🔹【2】騰落率(課税前分配金再投資ベース)
期間 騰落率(%)
1か月 +1.06
3か月 +2.31
6か月 +9.31
1年 +22.37
3年 +86.16
設定来 +391.77
これは「分配金を受け取らずに再投資した場合のトータルリターン」を示します。以下のように判断できます:
✅ 長期的に非常に優秀
3年で +86.16%(年平均約23%)
設定来で +391.77%(数倍に成長)
→ 元々、非常に高いパフォーマンスのファンドであることがわかります。
✅ 短期的にも堅調
直近6か月で+9.31%
1年でも+22.37%と、安定した上昇が続いている
🔹【3】純資産総額
1,818,503百万円(=約1.8兆円)
→ 非常に大規模なファンド。資金流出のリスクが小さく、信頼性・安定性が高い。
🔹【総合評価】
評価ポイント 判定
ファンド規模 ◎ 安定した大規模ファンド
分配金水準 △ 高いが、タコ足の懸念あり
基準価額推移 △ 直近はやや下落(-49円)
騰落率(再投資) ◎ 優秀なトータルリターン
運用期間と実績 ◎ 長期で非常に好成績
🔸【結論】
このファンドは「分配金を再投資して長期保有する投資家にとっては極めて優秀」です。
一方、「分配金を受け取り続ける投資家にとっては、元本の取り崩し(タコ足)も意識する必要がある」ファンドです。

これを元に昨日で比較してみます。
2025.7.7 基準価格 9103円 ——①
2025.7.7 純資産総額22,888 億円 (約2.2兆円)

基準価格に対して毎月分配額 150円 ———-③

たこ足かどうかの判定。
私が本投資信託購入時の基準価格 8598円 ——–②

①-② > ③であれば、運用益で毎月分配額を超えているのでたこ足ではない。
①-② < ③であれば、運用益で毎月分配額を賄い切れないのでたこ足(強制分配) 実際に計算すると 9103-8598=505>150なので、運用益で毎月分配額を賄い切れているのでたこ足ではない。

ホット一息。

20代の頃から投資実績判断をこつこつと自分を信じて行ってきました。今はAIという強い味方があるので、自分の投資実績判断により自信が付くようになっています。AIは軍需産業に利用するのでなく、私のような個人投資家の運用時実績の裏付けを取ってくれるようになれば、貯蓄から投資へ進路変更をする人達も増えるのではないでしょうか?しっかりした分析と実績があれば、投資を恐れる必要は全くないと思います。

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