時のみぞ知る <上巻> ジェフリーアーチャー著

面白い。グイグイ引き込まれます。
ハリークリフトンの父は、アーサークリフトンではなく、バリントン海運の社長であるヒューゴー。
ハリーは、父は戦争で亡くなったと信じているが、実際には、アーサーは、バリントン海運が造船業にも手を出し、
造船中の船の中に閉じこまれて命を落とす。
これを隠蔽する為にヒューゴーはあらゆる汚い手を使ってもみ消す。
一方で、ハリーの母メイジ―は、息子ハリーは優秀でありイートン校のような英国の名門校へ進学させる為
昼・夜もなく働き続ける。その甲斐あって、珈琲店のオーナーが引退するのをキッカケにお店を買い取り
オーナーになる。お店は順調に売り上げを伸ばすが、店の売り上げをネコババする業者を突き止めるが
その男から腹いせにお店を焼かれてしまう。保険会社も借金をこの火災保険で補おうとする自作自演ではないか
と疑われてしまう。
息子の進学にはお金がかかる。そこで、ハリーの実の父へハリーの教育費が何とかならないか直談判に向かうが・・・
その他、ヒューゴーのもう一人の息子の万引き事件等もあり、息もつかせずストーリー展開。
下巻が楽しみ。

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