日本のGDPにおける内需比率。
—Q. 日本は、内需の比率は全体からすると何パーセントくらいですか?
A.日本の内需比率(国内総支出に占める内需の割合)は、おおよそ80%前後です。もっと正確に言えば、GDPの構成を見たときに、
個人消費:約55〜60%
政府支出:約20%
設備投資(企業):15〜20%
純輸出(輸出−輸入):±数%(年によって上下)
このような構成になるため、外需(輸出依存度)は10〜20%程度で、残りの80〜90%が内需とみなされます。
つまり、日本経済は典型的な「内需型経済」といえます。
輸出に頼る経済構造ではありませんが、海外で25%も価格を上乗せされたらかなり海外では苦戦します。
今でさえトヨタが、車1台売って25%の利益は無理でしょう。輸出、米国メインで商売している企業は、大打撃です。米国内に製造拠点を設けて関税を回避するしか良い手はないような気がします。