新聞記事で知ったのですが、現在、わが国では不登校児が約34万人居るそうです。
この小説も主人公の娘が不登校児。母は、この状況を打破しようと霊能者に心酔。
ふとしたきっかけで不登校の娘は、心理学を教えていた元大学教授としたしくなり
心理学を勉強する。
コールドリーディングという手法を使うと、誰でも霊能者になれることが判る。
この小説に出て来る霊能者も辛い思いをしており心に傷を持っている。
決して営利目的ではなく、迷子になった人達の救いになればと始めた。
結局、誰が悪者なのか?誰も悪くない。皆、誰かの為になればと思ってした行動。
誰も非難することはできない。