投資は、自己責任

なのでポートフォリオの見直しをしました。コロナ禍以来の見直しです。コロナ禍の時は、政府の介入があり、市場にお金が投入され株価も落ち着きました。一方、トランプ関税は、政府自らが行なっている輸入赤字改修策なので政府からの救済策はありません。

今回の私のポートフォリオは、株価の乱高下、おそらく株価は、今後も下降傾向が続くと仮定して、この状況に適したポートフォリオに再編しました。

1.投資額の大きい米国株中心の投資信託を元本割れする前に解約。解約時のROI=1.7くらい。

2.株価が下落すると債券は、反比例して価値が上昇するので様子見。芳しくなければ解約。

3.ドルコスト平均(毎月積立)の投資信託は、このまま継続。株価が下がった時には、同じ毎月の投資額で株券を増やす事が可能。

これで様子見です。こんだけ荒治療して、米国に製造業が戻らず、株価も低迷。物価高騰が続けば、来年の米国中間選挙は、共和党は、大敗北を免れない。

こんな状態が長く続くと、我慢の限界がやってくる。真にもって不安定な先行き不安が解消されない朝令暮改政策を政府が行うと何が待っているか我々は、もうすぐ知るであろう。

潮時かも?

今回のトランプ関税で何年もかかって得たキャピタルゲインがなくなってしまい、もう投資も潮時かな?と思っています。これからポートホォリオを見直して、投資を継続しても、失った利益を取り戻すには、少なくとも数年はかかるし、トランプは、暗殺されない限り任期は、まだ3年以上あります。将来また、思いつきで何をしでかすかわかりません。その度に大変な思いはしたくありません。投資による利益は無くなりましたが、元本は、今の処無傷です。

ここいら辺で投資から身を引くのもいいかもしれません。現役時と違い、銀行、証券会社からの電話もめっきり減りましたし、彼等からすれば私の商品価値はもう無いのでしょう。

投資をしたお陰でマンションの住宅ローンも10年で完済できました。奨学金の返済も30歳になる前に完済しました。

これからは、趣味のピアノ、ボランティア活動に割く時間を増やして行くのもいいかなと考えています。

話は、変わりますが、今回レバレッジ等の信用取引をしている人は、夜も眠れない日々が続いているでしょう。

投資を始める際には、以下の条件を守りましょう。

・余剰金で投資をする事。決して生活費を注ぎ込んではいけない。

・信用取引は、絶対駄目。銀行、証券会社は、少ない元本で大きな利益を得られます。と言ってくるが、その逆もしかり。この事実を決して忘れない事。

体力勝負か?

自動車メーカーでも対応策が分かれた。

日産:米国で生産量を増やし、福岡県の生産工場で減産を決定。

トヨタ:国内での生産台数は、減らさずコスト負担を他の手段で吸収。当然車1台当たりの利益率は減少。

ここは、どこまで耐えられるか体力勝負。

私の投資も昨日ROI<1.0となり売るに売れず、タイミングを誤り、私も何処まで耐えられるか体力勝負。

はやく米国人は、トランプ政権の愚策に気づいて欲しい。このままでは、株価は、下がり続け物価は更に上がることを。

テンペスト 上巻 若夏の巻 池上永一著

時は、十九世紀、琉球王朝末期。
王宮の美少女宦官・真鶴の苛烈な人生、前半戦。
女性として生まれた真鶴。科試(中国で言う科挙)は男性しか受ける事が出来ず 孫寧温と名前を変えて、
科試に合格し、宦官と偽って、評定所(行政機関)で外交、財政、王朝内での権力闘争、
阿片問題等の対応を公明正大に行う。
そんな中、清国の紫禁城から追い出された野心家のエロおやじ徐丁垓(宦官)
が国相にまで成り上がり王朝を乗っ取ろうとする。
徐丁垓を亡き者にしたが、彼の策略により、同期の朝薫も孫寧温を疑い始め、
薩摩藩の雅博の訴えがあり斬首は、逃れたが孫寧温は島流しとなってしまう。
一気読みでした。下巻が楽しみ。