『百年の孤独』

NHK BS アナザーストーリーで『百年の孤独』特集を観ました。
作者は、ガブリエル・ガルシア・マルケス。
世界中で大ヒットした小説。後に彼はノーベル文学賞を受賞しました。
この作品は私が大学生の時に読んだ小説。
簡単に言ってしまえば、ホラ吹きの話であり、
ある自由な国を求めて、移住して来た人々が100年後に滅びるという話です。
とにかく面白い小説。
ホセ・アルカディオ・ブエンディアとウルスラ・イグアランを始祖とするブエンディア一族が蜃気楼の村マコンドを創設し、隆盛を迎えながらも、やがて滅亡するまでの100年間を舞台としています。

私がこの”百年の孤独”という小説を知ったきっかけは、
1979年に放送されたNHK教育テレビ(今はEテレ)「若い広場」の「マイブック」というコーナーで、
阿部公房が出て、この作品は絶対に読まなければいけない小説であると力説をしたからです。
因みに、聞き手役は、”さいとうともこ”という若い女優さんでした。

私は、高校生の時から阿部公房の作品が好きで、よく読んでいました。
阿部公房の作品も言ってしまえば、ホラ吹きの話です。(笑)
これを文学的に言うと”理不尽な世界”というそうです。
そういえば、カフカの作品も好きでした。
当時は若かったので、どう考えてもそりゃありえへんだろうっていう小説を読むのが好きでした。
文庫本も出版されたので、是非、手に取って読んでください。
決して、失望はしないと思います。

特に”マコンド”村のウルスラの行動は不可思議でした。

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