かつてバブル崩壊以降、グローバル化に合わせて国を開き、改革していけば発展すると語られ続けてきたシナリオは、もはや賞味期限切れで、私達は疲れ、飽きた。
大企業からの法人税を緩和して、イノベーションを起こせば、シャンパンタワーから流れ落ちるシャンパンのように経済の好循環が起こる。
実際には、国民の生活は苦しくなるばかり。
企業は、潤った利益を労働者に還元せず内部留保を蓄えるばかり。イザと言う時の為というが、今がイザという時だろう。
7月の参院選では、参政党が大きく票を伸ばした。
参政党の支持者は、排外主義者ではなく、生活保守の中間大衆である。
そろそろ剥奪感や恨みが積もりつもって限界を超えない対策を真剣に考えて欲しい。特に、今選挙戦に立候補した5人には。
唯一救われるのは、まだまだ状況は、米国程には酷くはなっていない事。しかしながら明日は我が身なのである。