トピーカスクール

次に読んでみたい本。

『トピーカ・スクール』1997年のカンザス州トピーカ、高校生のアダムは競技ディベートで優勝するほど相手を打ち負かすための言葉の技法に長けていたが、ある日、自分の言葉の暴力性に気付く。臨床心理士の両親もそれぞれに言葉の限界と直面する。他者を論破して支配するための言葉は、人々を分断し孤立させる。言ったもん勝ちの虚言が横行するいま、詩人でもある著者はトランプ時代のアメリカの起源に遡り、他者と共存するための言葉を問い直す。

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