明日から寒くなると言う予報

なので、今日、両親のお墓参りをしました。

雑草も生えていたので草取りをしました。

来月は、父の53回目の命日にお墓参りが出来ればよいなと思っています。

雑草結構生えていました。

いつものように一駅歩いて二子玉川でぶらぶらして帰ります。

昭和史 戦前編(1926-1945) 半藤一利著

後半も読み終わりました。

松岡外相は、日独伊ソ四国同盟構想に摂り付かれる。スターリンは後にドイツとの交戦を見越してか、松岡外相に日本軍の南進を進める。この時点ではまだ北進するか南進するか最終的には決まっていなかった。松岡外相が帰国する際には、スターリンがお見送りに駅まで来るというサービスぶり。松岡外相は意気揚々として帰国する。が、その後、ドイツは独ソ不可侵条約を破棄にソ連に進軍する。

近衛首相は、公家出身で自分では何も決められない。一方、意気揚々で凱旋帰国した松岡外相に押し切られ、陸軍からの意見もあり、南進を決定する。

陸軍がやる事は精神論を持出、支離滅裂。報道機関も戦争を煽る。

日本軍が南進するということは米英と宣戦布告するという意味。

そして、真珠湾攻撃を行い、米国が日本へ宣戦布告する。最初の内は日本軍は確かに南方の国々を陥落していくが、米国とのミッドウエー海戦で形勢は一転する。。

その後は、負け戦の連続となり、以降は、戦争ではなく、日本軍が肉体をもって鉄と弾丸にぶつかっていく殺戮が繰り返される。

米軍は沖縄へ上陸し、東京大空襲で東京は火の海となる。

そして広島へ原爆投下。日本はボツダム宣言で無条件降伏となるが、ここでも日本は戦争を終わらせる国際上の手続きを理解しておらず、ソ連軍が満州まで進軍してくる。

幸い、ドイツのように東西で分けられることはなかったが、日本を四つに分割統治する案があった。

日本軍の暗号は全て米国が解読に成功しており、軍事機密事項は筒抜け。石油等の資源も底をつき、これでは勝てる訳がない。神風なんて吹かないのです。

なんというアホな戦争をしてしまったのか。三百十万人の犠牲者が浮かばれない。

明日は、朝から外出。

明日、上の階の住人が、リノベするので工事の騒音でうるさいので、朝から外出して過ごそうと思います。

今日は、ピアノ教室の後、コーヒーチェーン店で1時間ほど読書しました。最近、本ばかり読んでいます。

昭和史 戦前篇 1926-1945 半藤一利著

昭和史 戦前篇 1926-1945
を半分ほど読み終わりました。
日本が、第二次世界大戦に参戦する前の昭和史には感心が以前からありました。
戦前の日本が一番恐れていた国はロシア。
日露戦争で帝政ロシアに日本が勝利し、それまで全く関係を持たなかった満州に足を踏み入れます。
そして軍隊を派遣するスタートになりました。
これで、ロシアが南下してきても満州の防衛線が出来たことになり、日本にとっては生命線(防波堤)
になりました。
当時の中国は米国・欧州各国が入ってきて好き放題に権益を得ていました。
しかしながら、第一次世界大戦が起こり、欧州各国は、中国どころではなくなり、撤退して行きます。
これは日本にとっては願ったり叶ったりの状況になりました。
日本は、帝政ロシアに勝って、中国での権益を帝政ロシアから奪い、自分達も堂々たる強国だと自惚れ
ます。
新聞各社も最初は戦争に対して反対の態度を取っていましたが、陸軍が力を増して行き、
特に朝日と毎日は大日本帝国の言いなりになります。その方が新聞が売れるからです。
海軍も徐々に陸軍と同調して行きます。
日本国民も戦争を辞さずという風潮になっていきます。
日本国内では、五・一五事件、二・ニ六事件が起きます。
中国では盧溝橋事件が勃発し、日中戦争が始まります。

昨晩のNHK特集

若手ピアニストのショパンコンクール。

勿論、譜面はなしで鍵盤も見ないで、感情を込めたり、敢えて感情を抑えての演奏。

凄かったです。1日12時間ピアノを練習していても2次にパスすら出来ない。レベルの高さ。

全員の演奏は、甲乙つけがたく、正直、その差が全くわかりませんでした。

この番組をみて、彼等の足元には遠く及びませんが、ショパンの曲が好きで、ピアノを弾く事が好きな事は、同じなので共感が持てて益々ピアノを弾く事が好きになりました。

限界国家 楡周平

少子化による人口減少が止まらない。内需拡大は期待できない。農業の後継者不足。人手が減っていくなかで、情報・通信・AI・ロボットによる人手不足を解消しなければ未来はない。大企業では相変わらず、昭和時代の企業経営で中々思い切った技術革新が出来ない。若い世代のベンチャーが次の担い手になる事を大いに期待。 何とかしなければいけない事は判っているが、問題の先延ばしをしてきた日本。

2025年8月9日 第一刷発行

2025年10月3日 第五刷発行

やはり気にしている人達は多い。