米税率算出法

昨日、投資のポートフォリオを見直した後、米国が使用した関税率の計算式がほんとうに正しいのか疑問に思い、ネットて私と同じような疑問を持っている人がいないか日本のみならず海外も検索してみました。

そうしたら、やはり同じ疑問を抱いている人が結構いました。その人達が提唱する計算方法で昨年の米国対日貿易赤字額685億ドル、輸入額1482億ドルで計算すると6%くらいになります。どう頑張っも24%にはなりません。

そして今朝の読売新聞朝刊2面でも

『米税率算出法に批判』という記事がありました。皆さんも読んで下さい。

全く妥当性もない計算で付け焼き刃の関税率であたかも妥当だと言っている米国。

トランプいい加減にしろよ。

投資は、自己責任

なのでポートフォリオの見直しをしました。コロナ禍以来の見直しです。コロナ禍の時は、政府の介入があり、市場にお金が投入され株価も落ち着きました。一方、トランプ関税は、政府自らが行なっている輸入赤字改修策なので政府からの救済策はありません。

今回の私のポートフォリオは、株価の乱高下、おそらく株価は、今後も下降傾向が続くと仮定して、この状況に適したポートフォリオに再編しました。

1.投資額の大きい米国株中心の投資信託を元本割れする前に解約。解約時のROI=1.7くらい。

2.株価が下落すると債券は、反比例して価値が上昇するので様子見。芳しくなければ解約。

3.ドルコスト平均(毎月積立)の投資信託は、このまま継続。株価が下がった時には、同じ毎月の投資額で株券を増やす事が可能。

これで様子見です。こんだけ荒治療して、米国に製造業が戻らず、株価も低迷。物価高騰が続けば、来年の米国中間選挙は、共和党は、大敗北を免れない。

こんな状態が長く続くと、我慢の限界がやってくる。真にもって不安定な先行き不安が解消されない朝令暮改政策を政府が行うと何が待っているか我々は、もうすぐ知るであろう。

潮時かも?

今回のトランプ関税で何年もかかって得たキャピタルゲインがなくなってしまい、もう投資も潮時かな?と思っています。これからポートホォリオを見直して、投資を継続しても、失った利益を取り戻すには、少なくとも数年はかかるし、トランプは、暗殺されない限り任期は、まだ3年以上あります。将来また、思いつきで何をしでかすかわかりません。その度に大変な思いはしたくありません。投資による利益は無くなりましたが、元本は、今の処無傷です。

ここいら辺で投資から身を引くのもいいかもしれません。現役時と違い、銀行、証券会社からの電話もめっきり減りましたし、彼等からすれば私の商品価値はもう無いのでしょう。

投資をしたお陰でマンションの住宅ローンも10年で完済できました。奨学金の返済も30歳になる前に完済しました。

これからは、趣味のピアノ、ボランティア活動に割く時間を増やして行くのもいいかなと考えています。

話は、変わりますが、今回レバレッジ等の信用取引をしている人は、夜も眠れない日々が続いているでしょう。

投資を始める際には、以下の条件を守りましょう。

・余剰金で投資をする事。決して生活費を注ぎ込んではいけない。

・信用取引は、絶対駄目。銀行、証券会社は、少ない元本で大きな利益を得られます。と言ってくるが、その逆もしかり。この事実を決して忘れない事。

体力勝負か?

自動車メーカーでも対応策が分かれた。

日産:米国で生産量を増やし、福岡県の生産工場で減産を決定。

トヨタ:国内での生産台数は、減らさずコスト負担を他の手段で吸収。当然車1台当たりの利益率は減少。

ここは、どこまで耐えられるか体力勝負。

私の投資も昨日ROI<1.0となり売るに売れず、タイミングを誤り、私も何処まで耐えられるか体力勝負。

はやく米国人は、トランプ政権の愚策に気づいて欲しい。このままでは、株価は、下がり続け物価は更に上がることを。