運動の科学(上)ダニエル・E・リーバーマン著

運動は、人間にとって自然な行為なのか?
確かに狩猟採集で生きていた時代の人に取っては、現代人は何故ワザワザお金を払ってまで
運動をするのか理解できない。彼等は毎日獲物を取れるかどうか判らない日々を過ごし
食べ物を得る為に疲労困憊していた。
成人が暴力を振るう頻度はヒヒ、チンパンジーと比べて259~600分の1程度。
我々は、腕力と頭脳を交換した。人類はスピード、パワー、力に頼るのではなく、協力しあい、
道具を使い、創造的に問題を解決するように進化してきた。
より戦わないように進化してきたのではなく異なる形で戦うように進化してきた。
より能動的に、武器を使って、スポーツという形で戦うようになった。
スポーツが運動の役割を果たすようになったのは、貴族やホワイトカラーが仕事で体を動かす必要が
なくなってからである。
健康を自ら維持する必要があったからである。

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