もし血が流れれば(IFIT BLEEDS.) スティーブン・キング著

スティーブン・キングと言えば、映画にもなった『ショーシャンクの空』が私には印象深い。
名作です。

モダン・ホラーの精髄たる長編(もし血が流れれば)+中編(ラット)を収録。

・もし血が流れれば
これは、『アウトサイダー』の後日譚。
中学校で起きた爆弾テロ事件。これは、TV局レポーター”チェット・オンドウスキ”が犯人では
とファインダーズ・キーパーズ探偵事務所を営むホリー・ギブニ―は、疑い始める。
それも”チェット・オンドウスキ”は他の人物にも成り代われる怪物でホリー・ギブニ―が知っている
限りでは、三人の人物に成れる。
”もし血が流れるような痛ましい事件ならトップニュースになる。”
今回の爆弾テロ事件や、旅客機の爆発物による爆破事件、これらにこの怪物が関わっている。
最後には、この怪物とホリーが対決する。
順番が逆になるが、『アウトサイダー』も読んでみたい。

・ラット
大学教師である”ドリュー・ラーソン”は、短・中編の作家でもある。
最近は小説を書いていないが、ある日、小説の題材が頭に浮かび、父親が住んでいた
山中の山荘に引き籠って、小説を書くことを決心する。
西部開拓時代を扱った小説。『ビターリバー』
しかし、嵐で山荘は孤立、ひどい風邪をひきこみ、朦朧とした意識のなかで奇怪なできごとを体験する。
前半は、ネットも繋がらない、電話もタイミングよければ繋がる旧式の電話。
風邪もひいてしまい、最悪な状況。
後半は、死にそうなラットを助けて、実在したかどうかも判らないラットとの会話。
ラットは、彼に言う。『助けてくれたから、お前の望みを一つだけ叶えてやろう。』
彼の望みとは。。。

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