ペルシャ王女の棺 マハ・カーン・フィリップス著

舞台は、パキスタン・カラチ。
麻薬組織の隠れ家で一体のミイラが発見された。
アケメネス朝ペルシャ時代のクセルクス1世の娘ロードゥグーネ
のものと推測される。
この調査の為に、ファルハン・アサール警部補は、グルフサ・グル・デラニに調査の依頼をお願いする。
然し、実際には、このミイラは3年前に人の手によって作られたミイラ
であることが判る。
ミイラビジネスは美味しいビジネスで収集家や博物館では、貴重であればあるほど
ミイラの価値は上がる。そこに眼を付けたマフィアのボス”サーヤ―”は、
グルの兄”ビラル・デリ二”の協力を得ながら、若い女性を殺害し、ミイラ化する
ことを試みていた。
丁度、その頃、グルの実娘であるマフナスが行方不明になり、彼女がミイラ化
されたのではないか?とグルは恐怖に怯える。
何故、グルの兄”ビラル”はマフィアのボス”サーヤ―”のミイラ化に協力せざるを
得なかったかと言えば、ビラルはリバレッジ(信用取引)による投資で多額の借金を
抱えており、そこに付け込んだ”サーヤ―”が借金をチャラにするから、その代わり
協力を要請し、彼はそれを受け入れた。
一方、行方不明になっているグルの実娘”マフナス”は、父親である”ビラル”の行動から、
どうも”サーヤ―”のミイラ化ビジネスに関わっていることを突き止める。
それを知った母親である”サニア・デラニ”は、”マフナス”を留学と称して米国へ
避難させる。
この事を知ったグルはあまり仲の良くなかったサニアにマフナスを助けてもらったことに感謝する。

そしてグルの兄”ビラル”と仲が良かった”アリ・マフムード”が
実はマフィアの大ボス ”サ―ヤ―”であった。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA