娘の婚約をキッカケに両家の格式の違いから、喧嘩まで発展し、娘の婚約が破棄され
そうになる。
娘の両親にも不協和音が鳴り響く。愛想の悪い夫と明るく振舞う妻。
妻からすればこんな我慢が積もり積もって最後に爆発してしまう。
母子家庭育ちの私。20年ほど前インドで4年半駐在した経験。そしてリーマンショックで
正社員になれず、それ以降非正規で職を転々とせざるをえなかった人達。勿論、未だに正社員への道は遠い。
そう考えると、私から見れば、この物語で起こる出来事は全て”贅沢な悩み”に思えてしまう。
彼等の悩みは言ってみれば”クソ”だ。
関戸橋が出て来た処だけが印象に残っている。
多摩市から関戸橋を渡ると府中市である。(娘の家族は、父。母と三人で多摩市に戸建に住んでいる設定。)
お金を出して購入した本なので、最後まで読んだが、あまりお勧めする気にはなれない。
この本の帯に書かれている『とにかく身につまされる』という事は一切なかった。
そう思える環境もさして私には羨ましいとは思えない。

